お金の教養ブログ

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子供の自己肯定感と親の関わり方

 

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自己肯定感は、簡単に言えば『自分が好き』という感覚であり、子供が育つ土台になると言われています。

 

日々子育てをしていると、『子供に自己肯定感を持ってもらうには、どんな関わりが必要なのか』と考えることがあったため、実際に調べてみました。

本日は2冊の本から分かったことと、内閣府のデータを引用して

子供の自己肯定感と親の関わり方についてまとめてみました。

 

目次

・自己肯定感とは何か?

・日本人若年層の自己肯定感は高い?低い?

・自己肯定感を高める、親の関わり方

 

1:自己肯定感とは何か?

『世界一の子育て』という本をご存じでしょうか?中内玲子さんが執筆された本ですが、その本に自己肯定感についてこんな記載がありました。

・自己肯定感とは、自分が好きという気持ち

・自己肯定感がなければ、あらゆる能力を伸ばすことは出来ない

・たとえ勉強やスポーツを頑張っても、自己肯定感がなければ自分の努力を自分で認めてあげれず、自己評価を下げてしまう

 

まとめると自分が好きという気持ちであり、人間のあらゆる能力(コミュニケーション能力や考える力など)を伸ばす必須の能力と受け取れます。

また自己肯定感がなければ、自己評価をどんどん自分で下げてしまい、結果として自己肯定感は育たないことが考えられます。

 

2:日本人若年層の自己肯定感は高い?低い?

記事を読んで下さる皆さまでしたらお分かりかもしれませんが、日本人若年層の自己肯定感は世界と比較し低い水準にあります。

 

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内閣府 平成26年版 子供・若者白書より引用

自己肯定感の低さは、比較対象国の中では最下位となっています。

理由としては真面目すぎる、ひとの目を気にする国民性、学校教育や幼児期の経験が影響しているようですが・・・。理由については、また詳細に調べてご報告します。

 

3:自己肯定感を高める、親の関わり方

自己肯定感を高めるにはどうすればいいのでしょうか?先ほども紹介した『世界一の子育て』と、加藤紀子さんが執筆された『子育てベスト100』から抜粋し、すぐに実行できそうな6つのポイントを紹介します。

 

①愛してあげる

何をしても、どんなことがあっても、親が子供を愛していることを伝える。

 

②褒めてあげる

努力や工夫を褒めてあげる。

 

③正しく叱る

感情的にならず、他人と比較しない。自尊心を傷つけず、ダメな行動を伝える。

 

④チャレンジさせる

失敗を恐れず、チャレンジすることを応援する。

 

⑤決めつけない

子供の資質や才能を、親が決めつけない。努力や練習によって、脳は成長することを教える。

 

⑥『レジリエンス』を鍛える

 レジリエンスとは「逆境や困難、未知のものに直面したときの粘り強さや適応力、心の復元力」のこと。レジリエンスを鍛えるには、子供の得意や強味を一緒に考えてあげることが大切。

 

6つ全部を意識するのは難しいかもしれませんが、1日に1つずつ意識して行うのもいいかも知れませんね。毎日の継続が、その後の自己肯定感を育む土台になるはずです。

 

まとめ

『自己肯定感』があれば、例え他人から批判を受けようが、失敗しようが、そのたびに立ち向かっていける強い子供に育ってくれるかもしれません。しかし親の関わり方によって、自己肯定感を育めない可能性もあります。日ごろから「自己肯定感を高める関わり方」を意識したいものです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!